PLUS ULTRA

79年生まれ:男:翻訳業(英語/TOEIC 965、西語/習得中):個人事業主:サッカーオタク(Westham Utd):元IT業:フィリピン・イギリス滞在などの海外生活を経て、日本で翻訳を中心に色々やってます。ご連絡はこちらまで。an.office■plus-ultra-plus.com(■を@に変えてください)

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【連載】2001年イギリス留学記・その10

   

10回にわたって連載してきたイギリス留学記。
15年以上も昔のことながらけっこう細かいところまで覚えているもので、当時20歳だった自分が初めて一人で旅して、緊張と興奮で脳みそがビンビンに覚醒していたことを改めて実感している。
で、色々振り返って、やっぱりあの時人生が大きく変わったんだなと。もしイギリスへ行っていなかったら、いまの自分のような性格にはなっていなかったんじゃないかなと思う。
当時20歳の自分、留学してどこが変わったかと言うと。

1. 生活力がついた

連載でも色々書いたけど、住む家のことを含めイギリスの生活は日本では出会えない出来事ばかりだった。
イギリスならではの食べ物から留学生同士の人間関係、いろんな人種が住んでいて少し差別もある文化や冬はクソさむい気候。はては家が見つからずホームレスになりかける。そんな色々なトラブルにもある意味楽しく対処できた。
ちゃんと言葉に出してその一つ一つに対処することで、今まで甘ちゃんだった子供がその一年でぐっと大人になれた気がしたのだ。
 

2. 国際的な友達ができた

クラスメイトはみんなフレンドリーで楽しいやつらばかりだった。最初にいた下のクラスでは中東系や東南アジアの明るく楽しくちょっとあつかましい感じの友達。それに中国・タイ・韓国の子たちと休み時間ごとに片言で話し始めたのがほんとに楽しかった。
上のクラスに行けばヨーロッパ系が多くて、ドイツ・スペイン・スイスのクラスメイトが多かった。フレンドリーな西洋人の、洗練された上手な振る舞いを見せてくれる友達が多くて、初めての相手や仲良くなってから、友達との別れ際とかのコミュニケーションの勉強にもなった。
今でも連絡をとるスイス人の友達には、去年結婚式に招待してもらったりもして、これはずっと日本にいたらなかなか無いことだな、と思う。
 

3. ヨーロッパスタイルの授業を体感した

語学学校の授業。これがかなり楽しかった。
基礎のクラスでも先生が色々と飽きないようにジョークを教えたり、歌詞の聞き取りとかゲームとかして。
上のクラスになると生徒が英語を話せるようになるので、お互いに意見交換。
ちょっと難しめの話題(環境問題とか捕鯨とか)を振られると、みんなが人差し指を上に挙げて発言する。お互いの意見を尊重する、ディベートの雰囲気を体験できたのは貴重だった。
(当時、日本の授業だとどうしても先生の求める答えを言おうとしたりしてつまらないと感じていたのだ)

4. (当たり前だけど)英語が話せるようになった

イギリスに行く前は大の苦手だった英語が、一年後自信を持って話せるようになった。
人生においてこの意味は大きくて、自分のスキルに1本芯が通ったというか、英語という柱を中心に新しいことにトライできるし、それがダメでも柱に立ち返ることができるという感覚がある。
 

留学の成功例

ぼくの周りの日本人で、留学に行った人はわりと多い。国も様々で、中国・韓国・イギリスやカナダ、フィリピンなど。充実の留学生活を送って、日本に戻っても自信がついて「留学行ってよかったね」という感じの人もいれば、行く前と何も変わらない(ように見える)人もいる。
この差はどこからくるのか。
留学から帰ってきて変わらない人は、現地でも日本人との交流が多いように思う。帰ってきてから話を聞いても、日本人の友達と遊んだ話ばっかりだったりして、SNSでも外国の友達がほとんど増えてなかったり。
 
もちろん日本人を遠ざける必要はないのだけれど、せっかくの留学なのに日本人と日本語で話すのがメインではあまりにもったいない。ぼくの友人との間で暗黙の了解だったのは、一人でも外国人が話に混ざっていたら日本語禁止、というルール。当たり前のことのようだけど、意外とできてない人が多かったりする。
 
これから外国に留学に行く人、仕事に行く人、興味ある人がこれを読んで少しでも「へー」と思ってもらえれば幸いである。

 - イギリス, 海外生活

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