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79年生まれ:男:翻訳業(英語/TOEIC 965、西語/習得中):個人事業主:サッカーオタク(Westham Utd):元IT業:フィリピン・イギリス滞在などの海外生活を経て、日本で翻訳を中心に色々やってます。ご連絡はこちらまで。an.office■plus-ultra-plus.com(■を@に変えてください)

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フィリピンで結婚式に参加してきた話③~式場編

   

前回からだいぶ間が空いてしまったが、結婚式当日の話をしよう。 
 
前日の深夜にようやく、元部下で新婦の子に会えた。そのとき聞いたのが
「明日の朝はみんなで写真撮影をするので、私たちの泊まっているホテルまで来てもらえませんか?」ということだった。
またそこで、ぼくが負う「アントラージュ」という役割の説明もしてくれるのだと。
 017
さてその朝、ホテル近くのマクドナルドで食事を済ませて写真撮影へと向かう。
ロビーには新郎がいて、ハーイとこちらに手を振ってきた。
新郎はコーヒーをおごってくれて、日本に行ったことがあるという同席した友だちと三人でしばらく話す。
 

いつ始まるの、写真撮影

なんとなく話して小一時間ほどたっただろうか、いっこうに写真撮影の気配がないので
「ところで写真撮影ってのはいつするの?」と聞くと
「あ、上の部屋でやってますよ。そろそろ行きますか?」と。
あ、そうなの?
 
はたしてみんなで上に行くと客室2部屋に20人くらいだろうか、何人かはドレスアップして写真を撮られていて、何人かは撮影スタッフっぽくて、何人かはよくわからない人で、とにかく誰がどんな立場なのかサッパリわからないカオス状態であった。
 
新婦の姿はみえない。
新郎はぼくが旅行カバンを持っているのを見て「ぼくらの部屋に置いておけばいいよ! 」といった。
 
パスポートも現金も入ったカバンをこのカオスの中に、、、
不安感はMAXだったが、一応あからさまにNOとは言えないので(日本人だなあ)言われるままに置いて廊下で待っていた。
でも、あまりにも心配でまた部屋に入ると撮影スタッフの1人が見覚えのある日本製のペンを使っていて、まさかと思ったらやはりぼくのカバンから取ったらしかった。
(ぼくがカバンをチェックしたら早口で「え、この人のカバンなの?」みたいなことを言ったっぽかったので身内のカバンだと思ったのかもしれんが)
 
現金とパスポートは無事だったが、「こんなとこにカバンを置いとけねえ」と思いホテルフロントに持っていく。
 
カバンを置いて一安心はしたが、客室の外でひたすらに写真撮影を待ち続ける状況はかわらない。
新郎の友だちと話して暇をつぶすが、待てど暮らせどお呼びはかからない。
 
1時間も待っていただろうか。
新郎がピンクのネクタイをもってやってきた。新郎の友人は皆これをつけるらしい。ぼくも渡された。
087こんな感じである
 
さあそろそろ撮影か?とおもうがまだ声はかからぬ。
 
さらに待つこと1時間。撮影スタッフや親戚一同が移動し始めた。
新郎が言う
「みなさんホテルのロビーに来て下さい!」
 
え、撮影はどうするの??
 
困惑するぼくはロビーにいくと親戚一同が集まって集団写真を撮っていた。
その中で何番目かに混じり、ぼくも写った。
写真撮影、たった5分。
 
それだけである。客室の廊下で待っていた3時間は一体なんだったんだ。
その後すぐに教会に移動することになった。
 
午前11時にホテルに着いたのが、終わったときには午後2時半になっていた。
写真1枚で3時間半
しかしその時ぼくはへとへとではあったものの、ようやく事態が進展したことがただただ嬉しかった。
 

そして教会へ

新郎の車に同乗させてもらい会場へ。
 
大きな教会、ピンクを基調にしたきれいな飾り付け。
そうか、新婦はピンクがめちゃくちゃ好きな子だった。
032
現地にはすでにぼくが以前勤めていた会社のメンバーが何人かいた。
その後も三々五々集まってくる。
この何時に始まるのかわからない、ぬるーっと人が集まってくる感じ、フィリピンらしい。
 
そうだ、アントラージュの役割はどうするんだろう。
ぽっちゃりした新婦の妹がぼくのほうへ来て、いっしょに並べという。
 
パンツスーツの、どうやら結婚式を取り仕切っている女性がぼくに説明する。
「合図をしたらあなたはこの妹さんとバージンロードを進んでください。妹さんは新婦に、あなたは新郎の方にショールをかけてピンで留めます」
なあんだ、それだけか。カンタン! 胸をなでおろした。
 
教会の前のほうの席に案内されて待っていると、式が始まった。
さすがに、敬虔なカトリックが多い国。神父さんの訓話も厳かで、お祈りも皆真剣だ。
少し厳かな気分で式を眺めて、つつがなくアントラージュの役割も終える。
新郎の友達が隣に居て、ときどきこの儀式はこういう意味で・・・と教えてくれ、とても興味深かった。
 
一日の始まりはどうなるかと思ったが、結婚式が始まってみると「おめでたい!」という気持が先に立つ。元・部下の子も、日本人からみて手際が悪かろうと純粋な気持で結婚式に呼んでくれたのだ。そこは素直にうれしい。
そんな気持で、式が終わって二次会に移動することになった。
 
そこで、あんな恥ずかしい目に会うとは知らずに・・・
 
つづく

 - フィリピン, 海外生活

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