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79年生まれ:男:翻訳業(英語/TOEIC 965、西語/習得中):個人事業主:サッカーオタク(Westham Utd):元IT業:フィリピン・イギリス滞在などの海外生活を経て、日本で翻訳を中心に色々やってます。ご連絡はこちらまで。an.office■plus-ultra-plus.com(■を@に変えてください)

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【連載】2001年イギリス留学記・その8

      2015/09/21

前回はイギリス国内旅行のことを書いたので、
今回は国外旅行のことを書こう。
 
イギリス滞在半年もたつと、
一般的な英会話は出来るようになった。
 
そこで、現地ケンブリッジの旅行代理店で旅の予約をしてもらって
旅行の計画をすることに。
 
やはりイギリスの旅行代理店は
地理的に近いだけあって、情報が豊富なのだろう。
日本ではお目にかかれないようなプランが色々あった。
 
イギリス国外への旅行でも、
日本で例えるなら白浜や熱海旅行くらいの気軽さでプランが選べるのだった。
 
ユースホステルや安い地元のホテルなど、
貧乏学生でもなんとかひねり出せる額のところを選び、
電車は2等車、飛行機はLCCでできるだけコストを押さえて色々な国をまわった。
 
旅行したのが真冬のオフシーズンばかりだったのも
コスト的には幸運だったかもしれない。
 

フランスとオランダで芸術気分に浸る

フランスに行くには、
当時出来たばかりのドーバー海峡トンネルを抜ける特急、
ユーロスターをチョイス。
DSC00001
鉄道の旅情が好きな
(さらに飛行機の離着陸がキライな)
ぼくにはぴったり。
 
改札を抜けたらパスポートチェックがあるのも新鮮!
 
フランスでは2~3日たっぷりかけて美術館巡り。
ルーブルとオルセーに一日中入り浸った。
DSC00029↑(パリらしい豪奢な芸術品がたくさん。足が棒になるまで歩いた)
 
モンマルトルのカフェで、
隣で昼間っからワインをがばがば飲んで酔っている白人女性(4〜50歳くらい?)にナンパされ、
ホテルをしつこく尋ねられたのもいまとなっては思い出である。
 
もちろん、断ったが、、、
DSC00019↑(凱旋門の上から見たモンマルトル。あそこに例のカフェが)
 
その後パリから特急TGVでベルギーを通り過ぎ(もったいない)、オランダへ
アムステルダムは綺麗な街だったが、
本当に街が大麻だらけでびっくりした。
DSC00094↑(オランダビールのハイネケンを届ける馬車)
 
大麻は医学的に酒やタバコより害はないと言われているらしいが、
さすがに他の国で御法度なものがあんなに堂々と置いてあるのはびっくりした。
土産物屋にすら、たくさんあったのだ。
知らずに買って帰ったらえらい目にあうぞ。
 
旅の評価 at フランス・オランダ
 退廃度:☆☆☆☆
 大麻度:☆☆☆
 芸術度:☆☆☆☆☆
 

スウェーデンとデンマークで吹雪体験

当時、すでにヨーロッパではLCCが流行り始めていた。
オレンジ色がかわいいeasyjetのホームページで見つけた、
1月1日の朝5時に飛ぶ、1セント(1円)の航空券
それがスウェーデン行きだった。
 
後で思えばそんな時間に空港行きの電車があるはずもなく、
前日に近くで宿泊したので数千円はかかったのだが、
それでも安いものだ。
スウェーデン&デンマークDSC00028↑(街のどこもかしこも一面の雪)
真冬のスウェーデンは空港に着いたときから猛吹雪。
イギリスでは暖流の影響で雪をほとんど見なかったので新鮮だった。
寒すぎてへんにテンションが上がっていたぼくは、
庭駆け回る子犬のように街をウロウロ。
 
北欧家具などで有名なことだが、
街も建物の中もとにかく垢抜けて洗練されたデザインが多い。
 
そしてそれはその後寝台列車で行ったデンマークも同様だった。
イギリスよりは比較的新しくて、ポップな色づかい。
 
歴史的にバイキングのような大男がこさえた国、という印象があったのだが、
あのセンスはどこから来たのだろうか。興味は尽きない。
スウェーデン&デンマークDSC00035↑(デンマークの陶器、ロイヤルコペン。ポップな色使いが可愛い)
 

旅の評価 at スウェーデン・デンマーク
   近代的度:☆☆☆☆
意外にポップ度:☆☆☆☆
    雪深度:☆☆☆☆☆

おいしくてすばらしい思い出のドイツ・スイス・イタリア

イギリスの語学学校の授業で、
最後の数ヶ月を過ごしたのはCAE(Cambridge Advanced English)という難関試験に挑むクラス。
 
そこでのクラスメートはほとんどがスイスからの留学生で、
銀行やクレジット会社の研修らしかった。
 
みんな賢くて、歳は若いのに大人っぽくていい奴らで、
すぐにとても仲良くなった。
 
クラス終了後。
是非スイスに遊びに来てくれと言われたので、
お言葉に甘えることに。
 
スイスを中心にした旅のプランを組んだ。
ドイツからスイスへ行き、最後にイタリアを訪れる旅だ。
(ちなみに試験には落ちた)
 
最初にドイツのミュンヘンへ行き、本場のビアホールを体験。
ジョッキは基本1リットルで、自分の顔と同じサイズ。
 
塩の効いたプレッツェルがおつまみになっていたのも印象的だった。
switzland2DSC00014↑(本文と関係ないが、シンデレラ城のモデルとなった城にも訪れた)
 
スイスではクラスメートのみんなと再開。
申し訳なくなるくらい熱烈に、
とにかくあたたかく迎えてくれた。
 
駅まで迎えに来てくれて、美味しい料理でもてなし、
みんなの家に泊めてくれ、車で雪山や地方の村へも連れて行ってくれたのだ。
switzlamd3DSC00026↑(雪山にも連れて行ってもらった。スイス人のバカンス地という感じ)
そこそこお金持ちな家だったのだろうが皆広い家にすんでいて、
内装もおしゃれで素敵。
 
帰国後ひとり暮らしをするとき、
インテリアの参考にさせてもらったものである。
switzlamd3DSC00032↑(たくさん行った友人の家のうちの一つ。とんでもなくおしゃれ)switzlamd3DSC00031↑(マンション内なのに暖炉があって、仔羊のソーセージを焼いてくれた)
とにかくスイスには、友人のおかげで良い思い出しかない!
感謝感謝である。
 
もう当分は会えないであろうクラスメイトにお別れをして、イタリアへ。
ヴェネツィアとフィレンツェを回り、
斜塔で有名なピサに小さな空港があったのでそこからイギリスへもどった。
DSC00030↑(水の都ベネツィア。冬だからカンツォーネは聞こえなかったが)
DSC00047↑(フィレンツェの街角で映画撮影。絵になる!)
 
街のおしゃれさもあったが、
とにかくちょっとしたパスタやピザ、スイーツのおいしさに
目からうろこが落ちた。
 
特にティラミスは、
日本でコンビニあたりでしか食べたことがなかったので、
本場の味はこんなに濃厚なのかと唸ったものである。
旅の評価 at ドイツ・スイス・イタリア
  メシウマ度:☆☆☆☆☆
おしゃれ生活度:☆☆☆☆☆
友情の暖かさ度: ☆×10

かくしてヨーロッパのとりこになった

留学の後半数ヶ月、こんな感じで怒涛の旅行をした。
 
歴史の教科書で見たような風景を、
目の当たりにできたのはほんとに幸運。
 
イギリスでの普段の生活費を切り詰めてでも行く価値が十二分にあったし、
お金がなくても旅行できるような文化がヨーロッパにあるのがよくわかった。
 
そして、スイスの友人達は一緒に授業を受けたのが
たった数ヶ月とは思えないくらいとても親切で、
考えられるかぎり最高のおもてなしをしてくれた。
 
ゲストをもてなす際の
彼らの文化の深さを見たような気がする。
 
ぼくたちの文化にも一期一会、というのがあるが、
それを彼らは体現していた。
 
日本に帰ってしまうとなかなか行く機会もないけれど、
もう一度訪れたい、新しくいってみたい場所がたくさんある。
 
そんな旅の醍醐味をヨーロッパに教えてもらった。
 
さて、次回はイギリス留学の後半、うまくいかなかった時期のことを書こうと思う。

 - イギリス, 海外生活

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